草津市長 橋川渉

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 市民の皆さまへ 退任のごあいさつ

 平成20年3月に第16代草津市長として市政をお預かりしてから、これまで18年5か月にわたり誠心誠意、全身全霊を傾けて市政運営を行ってまいりました。しかしながら、この度、5期目の任期途中ではございますが、体調不良のため辞職することとなりました。

 私は市長就任以来、市政運営において三現主義の実践を最も大切にしてまいりました。「現場へ行って、現物を見て、現実を知る」という信念のもと、子育て、介護、福祉、教育、地域活動、街づくりなどの現場へ可能な限りお伺いし、多くの市民の皆さまと対話を重ねる中で「市民との協働のまちづくり」に取り組んでまいりました。

 この間、子育て支援、教育の充実などを通じた次世代育成をはじめ、草津川跡地公園や草津市立プールなどの社会基盤整備による賑わいとうるおいの創出、健幸都市の推進など、全国に先駆けて都市の質や魅力を高めることで「この草津にずっと住み続けたい」「住んでよかった」と感じていただけるまちの発展を着実に進めてまいりました。昭和29年に人口3万2,152人の市として誕生した本市が、今や人口14万人を超える都市へと大きな発展を遂げた変遷を目の当たりにし、その歩みに携わらせていただきましたことに誇りを感じております。

 また、職員時代から誘致や開設、発展に関わらせていただいた立命館大学びわこ・くさつキャンパスにおきましては、その後の連携協力による共同研究や知見の活用にとどまらず、南草津駅の新快速停車や駅周辺の宅地開発など都市価値の向上にも大きく寄与するなど、幅広い成果をあげられたことは私にとって極めて思い出深い事柄の一つでございます。

 在任中は、記録的な猛暑や豪雨災害、大規模地震といった自然災害への備えをはじめ、新型コロナウイルス感染症対策や景気後退への支援対策など、社会情勢の激変に伴う厳しい局面も多々ございました。しかしながら、市民の皆さまの「ふるさと草津」への熱い思いに支えられ、職員とともに一丸となって、まちづくりに邁進することが出来ました。今後は、一市民として大好きな草津が「ずっと住み続けたい」まちであり続けることを期待し見守らせていただきます。

 最後になりましたが、長きにわたり温かいご支援とご協力を賜りました市民の皆さまをはじめ、市内の関係団体や事業者の皆さまに心より深くお礼申し上げます。今後の草津市のさらなる発展と、皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、辞職のご挨拶といたします。これまで本当にありがとうございました。

2026年09月01日

橋川わたる